サバ引抜き式胴切り付ヘッドカッター

 
サバの頭部を切断し、内臓を引き抜く工程を一連で行う機械です。
​腸の付け根をカットする構造により、内臓の抜け率を高く維持できます。

この機械は、缶詰加工業者の強い要望により開発され、特に缶詰用の加工に最適です。​
前処理を必要とせず、ラウンドのままバケットに置くだけで、内臓の引き抜きと頭部のカットが同時に行えます。
​量産体制に対応したWタイプも好評です。
歩留まり良く頭部を切り離し、
内臓を引き抜きます。

 
内臓が引抜かれ、
胴切り・尾切り後の原料

 
  


 

主な特徴

  • ●腸の付け根をカットし内臓を引き抜く構造で、内臓の抜け率を高く維持
  • ●胴切り幅は調整が可能
  • ●原料である魚体を乗せるバケットは、アルミ材を使用しているので軽量で衛生的
  • ●頭部のカットは、魚体のサイズに応じて調整でき、歩留まりを高く処理
  • ●量産体制に対応したWタイプも好評
  • ●特に缶詰用に最適、缶詰加工業者の強い要望で実現した製品
  • ●前処理は必要がなくラウンドのままバケットに配置し加工

製品仕様

  • ●処理方法:16(14+2)枚 両刃式
  • ●処理後の形体:缶詰、その他
  • ●水消費量:毎分7~10リットル
  • ●切断角度:直角輪切り
  • ●電力:0.4kW×1台、0.75kW×2台
  • ●機械寸法:L3600 × W1600 × H1600 mm(バケットの高さ800mm)
  • ●処理能力:毎分最大60尾
  • ●付属品:工具一式
  • ●対象魚類:サバ
  • ●作業人員:1~2名

加工の流れ(サバ加工レポート)

サバをバケットに置きます


 
②内臓が抜けている瞬間


 
③切った頭部は左、胴部・尾部は右へ


 
頭部を切る丸刃

 
胴部・尾部を切る並列した丸刃

 
機械出口方向

 
内臓が抜けた胴部

 
2枚の丸刃

 
 

出口シュート部分